親切なクリニックのスタッフ

このクリニックは2013年9月に開設されて以来、地域の方々に支えられて6年目を迎えられました。この期間を通じて、初めてのお子さんたちから健診や診察を受けた患者さんが、成長してトコトコと歩く姿を見せてくれたようです。彼らが日々進化し、おしゃべりをするようになった姿を目の当たりにすると、元気をいっぱいもらえます。

大きな災害に見舞われた時期もありましたが、被災地が再び子どもたちの笑顔に溢れる元気な町になることを心から願っています。新しいクリニックも、お子さんとご家族が安心して受診できる場所であり続けること願っています。

ご家族の皆さまの安心と満足しますように。

このクリニックの院長の紹介

1949年に石巻市で開業医の四男として生まれた。1965年には高校入学を機に仙台に移り、それ以降40年以上にわたり仙台で生活を送ることとなった。1977年、東北大学医学部を卒業するまでの8年間は、困難な時代でさまざまな試練に直面しながらの学生生活であった。

1977年4月、東北大学医学部小児科に入局し、同年10月には仙台市立病院の小児科に勤務した。その時期は小児救急や新生児救急に携わり、週に2回しか家に帰れないという過酷な日々が続いた。1985年10月、東北大学医学部に戻り、小児科助手として18年間を過ごすこととなった。この間、周産母子センターの新生児部を創設するなど、大学での貢献にも力を注いだ。

1992年4月には東北大学医学部の小児科講師となり、1996年10月には医学博士号を取得した。その後、東北大学附属病院の周産母子センターで助教授として活躍し、医療の質の向上と「寄り添う医療」の実現を目指すため、こども病院の設立に献身的に取り組んだ。

しかし、2002年4月に大学を離れ、新たに開院した「宮城県立こども病院」の副院長に就任することとなった。しかし、医療の実践に専念したいという思いから、2007年12月にはこども病院を退職した。

退職後の2002年5月から6月にかけては、四国八十八か所の札所をお遍路参りし、40日間かけて1300㎞を歩き通した。そして、2008年9月には仙台市青葉区に「さかいたけお・赤ちゃんこどもクリニック」を開業した。彼のクリニックでは、「寄り添う医療」を実践し、「限りないやさしさ」を大切にする姿勢を追求している。